研究概要
厚生労働科学研究(健康安全・健康危機管理対策総合研究事業)
令和4―6年度「ICT活用による保健師活動評価手法の開発及びPDCAサイクル推進に資する研究」
質の高い保健師活動の展開には、PDCAサイクルに基づく評価が不可欠です。しかし現在、保健師が活動評価に用いる指標は活動実績(アウトプット)であり、活動成果(アウトカム)や活動の質を示す指標は少ないため、評価が十分行われているとは言い難い状況です。加えて、ICT活用による活動評価の良質化・効率化に期待が寄せられております。医療分野のデジタル化が進む中、地域保健行政のICT活用は遅れており、業務効率化や研究の加速化に向けてもICTを活用したPDCAサイクル推進は重要です。そこで本研究は、ICT活用による保健師活動評価手法の標準化および、PDCAサイクルに基づく保健師活動の推進を目的とし、下記の3つの研究班で研究を進めています。
研究① 保健師活動評価指標の体系化と評価手法の検討
研究② ICTを活用した保健師活動マネジメントツールの開発
研究③ 保健師のICT及び保健師活動マネジメントスキル向上プログラムの開発
報告書
厚生労働科学研究費補助金事業
「保健師活動におけるデジタル化・ICT活用事例報告書」
厚生労働科学研究費補助金事業
「行政保健師におけるICT活用・デジタル化の実態に関する全国調査報告書(全体版)」
厚生労働科学研究費補助金事業
「行政保健師におけるICT 活用・デジタル化の実態に関する全国調査報告書(概要版)」
研究代表者
田口 敦子 | 慶應義塾大学看護医療学部 地域看護学分野 教授 |
研究分担者
村嶋 幸代 | 湘南医療大学大学院・保健医療学研究科・教授 |
春山 早苗 | 自治医科大学・看護学部・教授 |
水流 聡子 | 東京大学・工学系研究科・特任教授 |
杉山 大典 | 慶應義塾大学・看護医療学部・教授 |
赤塚 永貴 | 横浜市立大学・医学部看護学科・助教 |
加藤 由希子 | 慶應義塾大学・看護医療学部・助教 |